自転車のブレーキ、早いうちに点検受けられてみてはいかがでしょうか。というお話。 - 京都の自転車専門店 サイクルどり〜む/アシスト&サイクル轍/サイクルガーデン

自転車のブレーキ、早いうちに点検受けられてみてはいかがでしょうか。というお話。

2026.05.15
  • アシスト&サイクル 轍
  • スタッフブログ
  • 修理ブログ

お世話になっております。京都市北区のアシスト&サイクル轍です。

日中の最高気温が28℃なんて暑さの日も訪れるようになり、「5月ってこんなに暖かかったっけ」と新緑を眺めながらGW明けの日々を過ごしております。皆様ご機嫌いかがお過ごしでしょうか。

突然ですが、今回はブレーキについて。自転車の構成部品のなかで、思い通りに自転車を減速・停止させるためになくてはならないとても重要な役割を担うブレーキ、問題なく使えてますか?というお話です。

僕らもお客様の自転車をお預かりする際に、必ずと言って良いほどニギニギしてチェックする箇所です。

最近主流のブレーキの種類と、それぞれ修理が必要な状態のご説明をあわせて。

  • ①キャリパーブレーキ
  • ②ドラムブレーキ・ローラーブレーキ
  • ③Vブレーキ(リニアプルブレーキ)
  • ④ディスクブレーキ

ブレーキの種類

キャリパーブレーキ

前バスケット付きのいわゆるママチャリやシティサイクル、電動アシスト自転車などの前輪側に採用されていることが多いタイプのブレーキです。あと、ロードバイクなどにも採用されていますね。

使われている車体の一例:弊社のFINE BIKES シティサイクル各モデル(FINEBIKES EFFECTOR以外)、パナソニックのギュットクルームシリーズや、ブリヂストンサイクルのステップクルーズeなどの各メーカー各種電動アシスト自転車、FUJI BALLAD Rなどのロードバイクモデルetc…

車輪のタイヤが収まる枠の部分「リム」を挟んでブレーキをかける仕組みです。

よく効きますし、右手側のレバーで操作することから、右利きの人が多い世の中で多用されるであろうブレーキです。使用頻度や構造的に消耗が起こりやすい印象です。

●修理が必要な状態

…ブレーキレバーを握った際の遊びが多く、スカスカになった状態。または走行中ブレーキをかけると「ザーッ」「ガーッ」といったこすれる音鳴りが発生する状態。

これらの状態が見られたら、安全に走行できるうちに修理にお持ちください。

ブレーキパッドがすり減り過ぎてなくなって、パッドの根元の金属でリムを削りながらブレーキをかけちゃっている状態になると、リムが薄くなってリム(車輪)の交換が発生する場合もあります。

最悪、薄くなりすぎたリムが走行中に割れて、急に走行できなくなるアクシデントにも遭遇しやすくなるので、ちょくちょく点検してもらうのがよい箇所ですね。

そしてパッドが減りすぎると、ブレーキをかけた際にリムだけでなく近くのタイヤにもガリガリ傷をつけながら停まることになるので、タイヤの寿命も早めてしまいます👇ギャー

特に雨の日など、ブレーキ面がぬれた状態に使ったり、自転車で坂道を下ることが多い使い方をされる場合によくよくすり減ります。

ドラムブレーキ・ローラーブレーキ

(写真上からドラムブレーキ、ローラーブレーキ)

こちらも①と同様の車種に、一般的に後輪側で採用されることが多いブレーキ、つまり左手で操作する方のレバーです。右に比べて効きがやや緩やかです。

ドラムブレーキは、お子様向けモデルや機能を削ぎ落とされた比較的安価なモデルに、

ローラーブレーキは比較的高価なモデルや主要メーカーの電動アシスト車に、それぞれ採用されることが多め(電動アシストはローラー採用がほとんど!)です。パッと見て違いがわかりにくいです。

●修理やメンテナンスが必要な状態

ドラムブレーキについては、走行中に車輪の回転にあわせてこすれる様な音が鳴っている状態だと、調整が必要です。パッド交換は必要ない構造になっています。

シンプルな構造かつそもそも本来「キキーッ」という高めの音が鳴りやすい構造なので、気にならない方は、正直そのまま何もせずお使いいただくのがいいと思います。レバーの遊びがあれば、調整いたしますのでお気軽にお持ちください!

ローラーブレーキについては、走行中ブレーキをかけると、「ザーッ」「ガーッ」といった金属どうしがこすれる音鳴りが発生する状態だと、修理が必要です。 その状態のまま使い続けると、効きがよくなりすぎて車輪がロックしてしまったり、単純にブレーキかけた際の音がめちゃくちゃうるさくなります。音が鳴り出してすぐのうちにメンテナンスするのがベストです。メンテナンスは専用グリスを使用します。

Vブレーキ(リニアプルブレーキ)

一般的なスポーツバイク、特にクロスバイクに多く採用されているブレーキです。①のキャリパーブレーキと同様にリムを挟んでブレーキをかける仕組みで、さらに制動力が強力になったものです。

後々発生する症状や故障も、キャリパーブレーキと同様のものになります。ちなみに、同じ取り付け方法であるカンチブレーキというタイプについては、今回は割愛させていただきます。

使われている車体の一例:弊社FINEBIKES EFFECTOR ファインバイクスエフェクターブリヂストンサイクルのTB1FUJIのRAIZ RIMコーダブルームのRAIL ACTIVE etc…

●修理が必要な状態

上述のキャリパーブレーキと注視すべき点は同じです。また、こちらのブレーキでレバーの遊びが大きくなった状態だと、ワイヤーが引っかかって外れ易くなったり、突然効かなくなったりするトラブルに遭いやすいです(写真内の上がすり減りきって土台の金属部分が露呈したパッド、下が新品のパッドです)。

  • ディスクブレーキ

ここ数年、スポーツバイクやe-BIKE(簡単にいうとスポーツ型電動アシストモデル)に一般的に採用されることが多くなってきたブレーキです。

ホイールの中心部分にローターといわれる金属の円盤があり、これを挟んで車輪の回転を制動する仕組みです。

レバーとつながったワイヤーを引っ張って動かす「機械式」とオイルを押し出して本体を動かす「油圧式」があります。

使われている車体の一例:油圧式はFUJIのFEATHER CX シリーズTALAWAHコーダブルームのRAIL DISCKESIKIなど、機械式はFUJIのVAPAHALTERRサカイサイクルのMAXI MTB、etc…

●修理が必要な状態

走行中、「シュンシュン」とこすれる様な音が出てきたら、ある程度調整でマシになるかと思いますのでお持ち込みください。

機械式の場合は、キャリパーブレーキなどと同様に握った際の遊びが大きくなってくると、調整やパッド交換が必要になってきます。

油圧式はというと、構造上パッドがすり減っていっても、内部のオイルの圧力で一定量までパッドが押し出された状態をキープしてくれるので、レバーの握り具合ではブレーキの不調には気づきにくいです。パッドの残量限界ギリギリまで(もしくは限界突破してさらに)使い続けてやっとブレーキがなにやらおかしい…と気づいてようやく持ち込まれるパターンも少なくありません👇(すり減りきってしばらくパッドの土台ごとブレーキをかけてしまっていた状態)

いずれもですが、そして全てのブレーキに関して言えることですが、特に油圧式は、1年~半年ほどでプロの目による定期的な点検を受けていただくことをオススメします。

まとめ

―ちょっと量が多くなってしまいましたが、普段お使いの自転車でブレーキに異変を感じ始めた方は、早めにお越しください!というおはなしでした。

上で紹介したブレーキ以外にも、様々なブレーキがありますし、不調の種類も様々です。できる範囲で調整、修理をさせていただきます。

先にも述べましたが、雨水などで濡れた状態でブレーキを使うとブレーキパッドの消耗が早くなります。スカスカが気になる方はぜひ梅雨入りまでにお持ち込みお待ちしております!!

友だち追加

LATEST最新の記事

CONTACT

お問い合わせ

製品についての質問や修理・メンテナンス、ご購入など、
お気軽にお問合せください!

GW SALE
自転車青切符クイズに挑戦!