休日チルと初入荷！ROCK BIKES / Melancholy

2025.03.31

こんにちわ（は）。

先日、

昨年の暮れにOPENした同級生が営む古着屋に足を運びまして、懐かし話に花を咲かせていたら気づいたら2時間ほど経っていました（笑）

10代からの付き合いの友人が店を持ち、頑張っている姿を見るとなんというか感慨深いですね。

昔から僕らのファッションリーダー的存在で「今年は緑や！」と言われた時、特に合わせようと言っていたわけでもなく、ファッション的言語を持ち合わせていなかった僕ら周りにいた友人含め7人中5人が緑の何かを羽織ってUSJに行ったのは良い思い出です（笑）

古着屋「mult」

場所は南堀江の千日前線「西長堀駅」から徒歩5分程のところにあり、ヴィンテージ好きの方にはグッとくる良いアイテムが揃ってますのでぜひ行ってみてください！

ではでは、本日は初入荷の商品をBIKE CHECKしていこうと思います！

ROCK BIKES / Melancholy

はい、もうお好きな方は鼻息荒めになってきてますね。聴こえてます。

“ROCK BIKES”とは、

2013年に始動した、“rock ‘n’ roll”「既存の自転車体制をぶっ壊す」「反体制」という意味を込め「ROCK BIKES」と名付けられ、とにかく”かっこいい”をコンセプトに作り上げられたブランドです。

代表である西山氏は過去に、当店でもおなじみのFUJIのブランドマネージャーを務めており、そこで代表作「Feather」を生み出し、世に放ってきました。

そんな西山氏のモノづくりに対する考え。アイデア、知識、思いの詰まった数々のバイクから1台。

「Melancholy」という車種を本日はご紹介いたします。

Melancholyは、設計者である西山氏が当時出来なかったこと、やり残したことを詰め込んだ意欲作。自身の理想を突き詰め、真に求める「理想のピストバイク」として、
デザイン・乗り味に拘った「新世代のスタンダードピストバイク」として創業当初から続いているクロモリホリゾンタルピストです。

「ピストバイク」とはシングルスピードの中の一つのジャンルと認識していますが、いわゆる‟固定ギア“というもの。バイクが進み続ける限り足も回り続けるなんとも不思議な乗り味の乗り物。

よく、「自転車が体の一部となったような一体感」という言い回しをされますがほんとにそんな感じ。

日本では「競輪」というものがありますので、そういったカルチャーからなじみが深い乗り物になりますね。

ただ標準オプションとして、足を自由に止められるフリーギアもついてきますのでそのあたりご安心を。

先日シングルスピードについては良さをコチラに綴っておりますのでよろしければご覧になってみてください。

個人的に上がったポイントで、Rブレーキがチェーンステー下に取り付けられています。これがよくできていまして、ホイールを後ろに引っ張っても位置をずらすことができる機構や、ダウンチューブを通るワイヤーの通り道もちゃんと中にワイヤーだけが通るためのストローが内部に溶接されており、たまに見かける見た目だけのダウンチューブに穴開けただけのそれとは全く違うものとなっています。

RAWカラー（素材の色をそのまま生かすためにクリアのみを吹き付けた渋いカラーリング）。

このカラーがゆえにパイプとパイプの溶接跡や、ちら見えする真鍮蝋がサイコーにかっこいい。

素材の持って生まれた質感をそのままバイクのデザインに落とし込める唯一のカラーだと思いますね。カラーの特性上、使い込むと糸状の錆が現れますが、これも経年変化として非常に味わい深い見た目を演出してくれます。